極烈大百科3

鼻の奥がクウンとしやがる
鉄粉でも吸い込んだような感覚
悪いことが起こらなきゃいいが、、、

「よう、極烈!マジゴリラ!」

羽田空港で待ち伏せしてた俺たちにシンガリが声をかける

「はやかったな。荷物持ってきてねえのか?」
「あ?」
「お前ら手ぶらでモナコかよ?舐めてんね~」
「おめえ何言って、、、」

と、向こうから来る殺し屋みたいな男にシンガリが手を振る

「おーい、こっちこっち」

ニヤついたまま男は近付いてくる
、、、マズいな、こいつが居たんじゃ計画が、、、

「フフ、久しぶり、ダスかな?極烈くん」
「あれ?お前ら知り合い?」

シンガリ、トボけた振りして実に用心深い男だ。忘れてたが、真の金持ちっつーのはこういうもんだっけ

「BNZ、、、」

忌々しげな俺の口振りで何かを察したらしい。
それ以上突っ込まない。金持ちは勘も鋭い。
まあ、この場合馬鹿のマジゴリラでさえ少し緊張してる。
そのぐらいこのBNZはヤバい

「フフ、今回はお手柔らかに頼むダスよ」

BNZの説明は難しい
こいつはどの組織にも属さない国際的浪人だ。
一人テロリストだけにどの国の政府も警戒している、が、逮捕歴はゼロだ

「おい、カウンター行くぞ。搭乗手続きだ」
「は?何?ニーヨちゃんは?」
「読んでねえのか?チケットと同封したメモに書いてあったろ?ニーヨちゃんは後から来るからよ?」

チケット?何だそりゃ?