いつかプールでカニ缶を

今一番かっこいい食べ物が缶詰めであるというのは本当だ
前世紀に栄耀栄華を極めつくした缶詰めが
新世紀に勃興した謎のスロウフードブームに
アンシャンレジームとして斬り落とされたのは記憶に新しいが、
はやくもこの大いなる人類の遺産のレコンキスタは始まっている
不景気などという消極的な理由からではなく、
その実力を認められてのこと察する
はやいうまいやすい、は確かに民衆の味方ではある
しかし、もはやクリシェと堕した感のあるそのフレーズでは
現在の缶詰めの復権は語り尽くせない
ヨーロッパ圏においては、一缶百ユーロ以上の缶詰めが居並ぶ
缶詰めバルなるものまで存在すると伝え聞く
日本における缶詰めの売り上げ増加も単なる備蓄食糧としてではないと確信する
動機は備蓄食糧だったにしても、
人は買い置きしたそれを開けずにはいられない生き物なのだ。
その誘惑に抗える限界が一週間に満たないとしても誰も責める者はなかろう

究極の贅沢が、夜中に台所でやる一杯のワンカップとさばみそ缶
という時代が来たのだ
ワクワクするではないか

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コメント: 2
  • #1

    あさみ (火曜日, 18 10月 2011 11:16)

    やっぱり、私には・・
    難しい~!!

    夜のワンカップとさばみそ缶は、魅力的!!

    今では、お惣菜コーナーも充実してますし!!
    お酒のお供は、迷いますね☆

  • #2

    ゆかり (火曜日, 18 10月 2011 23:07)

    高知→大阪→東京と10年以上一緒に旅し、
    今も手元に残る、手放せない缶詰(パイ缶)がひとつ。
    開ける楽しみや物自体の大切さを通り越して、今開ける勇気はありません。

    野菜Barと缶詰Barには行ってみたいです。